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黒岳 *夏

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 週末は、層雲峡に一泊して黒岳に登ってきました。
札幌から車を飛ばして昼過ぎに到着。まっすぐ駐車場で身支度を整えて、ロープウェイに乗り7分。さらにリフトに乗り換えて、15分で7合目ロッジに到着です。
大人気の観光地でもある黒岳の山道は、ずっと木で補強されていて階段状で登りやすい。そのためか、うっかり軽装できてしまった観光客が、ワンピース姿でスリップしたり往生しているところを何度か見かけました。危ないあぶない。そろってアジアからの旅行者なのでした。
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リフトの乗り場が、眼下に小さくなりました。
まだ残る大きな雪渓が大雪山系にいることを実感させてくれます。
9合目を過ぎたころ。見上げれば、マネキ岩。ツバメたちが飛び交い、辺りには見慣れない花がいっぱい。
開けた場所を見つけて、遅めの昼ごはんを食べて、ふたたび歩き出す。

この日、地上で30度以上あった気温も、山の上は18度という涼しさでした。
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予定通り、1時間半で到着しました。黒岳。標高1984m。
うわー。いままでに見たことのない景色。目に映る360度が山・ヤマ・山。独立峰の羊蹄山では味わえない魅力を、1500m地点からの登山で味わえるなんて、なんだか不思議。

ついで石室まで行くことに。

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遠くから見えてきた、カラフルなテントと残雪と青々した緑がなんてキレイだろう。

石室の中をちらと見学して、わたしはテントじゃないとムリかも...とおもいつつ、バイオ手洗いを利用させていただいたあと、下山の途につきました。

途中、2匹のシマリスに遭遇。食事ちゅうでまったく逃げる気配のないシマリーちゃんをじっくり観察することができましたよ。

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 [千島金梅/チシマキンバイ]
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 [瓢箪木/ヒョウタンボクの仲間]
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 [赤花/アカバナの仲間]


黒岳にはほんとうに沢山の花が咲いていました。チシマキンバイは七合目から山頂までずっと一緒に登ってきた感じ。ハクサンチドリ、トカチフウロも可愛らしかった。
山頂までいくと、コマクサやチシマツガザクラが小さくも可憐に咲き乱れていました。
とても覚えられないくらいいっぱいの花に一番興奮したかもしれない。


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翌日は、層雲峡ビジターセンター、写真ミュージアム、大雪ダムなど見学してから帰路につきました。
写真のビジターセンターがなかなかの見ごたえ。本格的に山をやっている方たちが、縦走路についての注意点など細かい打ち合わせを受けているようでした。
大雪の写真とキッチュな剥製たち。観光案内所としてもすぐれた施設となっています。
by haru-haru-73 | 2017-07-19 13:30 | | Comments(0)