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小樽・穴滝~遠藤山 *秋

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 小樽の秘境、穴滝へ出かけました。
浄水場から車一台やっと通れる林道を抜けると、行き止まりに駐車場があります。

増水した川に行く手を阻まれ、足場の倒木から滑り落ちること何度も。
靴ごと水没しながら、ジャブジャブと上流へ登っていきました。
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なだらかな山道を歩くこと1時間。不気味に翠に光る洞穴と穴滝に辿り着きました。
生き生きとした苔の美しさ。ずっと上の崖から流れ落ちてくる地下水の清らかさ。
沖縄で壕を見たときの怖さが、ちょっぴり。

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壮大な音と雄姿を堪能して、穴滝をあとにしました。

帰り道は、50メートルほど戻った場所から、遠藤山登山道へ寄り道を。
この分岐の標、木の上方に括り付けてあって、なかなかわかりにくいので用心が必要かも。

小一時間ほどのささやかな山登りかとおもっていたら、存外長く、笹が繁るワイルドなお山。1時間いじょうかかってようやく見晴らしのない山頂に着きました。標高735m。
景色はともあれ登山を楽しめたことに満足です。
秋めいてきた木々の清々しい匂いと、心地よい疲れには何度だって癒される。

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おしゃべりしながら林道を歩けば、駐車場までの下りはあっという間でした。
左膝の痛みがひどくならずによかった。今年はもう、小ぶりな山しか登らずに終わるでしょう。


この日。帰宅して、真っ先にお風呂に浸かろうと支度していたら、なんと胸の上のほうにマダニが!
引っ張っても、湯船で水責めにしてもいっこう離れず、仕方なく皮膚科に走ることになったのでした。
受付終了の時刻が過ぎていたのにもかかわらず、ダニがまさにここにーーというと快く処置してくれました。幸い頭が残らず麻酔も切開もなしで一安心。感染症の用心のため抗生剤を一週間つづけて飲みます。
嗚呼こわかった。体を這っていたことはあるけれど、いざ噛まれた場合くっついたダニと共存しなければならない時間が長くて気持ち悪い。笹を掻き分けていくときはほんと気をつけなければ。
by haru-haru-73 | 2017-09-22 11:28 | | Comments(0)