2017年 05月 11日
シチズンフォー スノーデンの暴露 (2014年) 監視社会の恐怖
あれから4年。事件の話題性もあってか、他にオリバー・ストーンも映画化している。
アメリカ政府が自国民を対象に膨大な通信データを秘密裏に収集・監視している―というのが告発の内容。世界中で盗聴やハッキングを行っていた事実まで明らかにされた。
情報技術関連に疎いわたしは、いくら暴露してもらっても心底ヤバイと感じることができなくて本来起こるべき拒絶反応が起こってくれない。我が国の共謀罪法案だってそう、危機感が理解できない時点でもうダメなのだ。
本編への興味は単純に、ニュースに登場した告発者の容姿がイメージを覆すイケメン青年であったことによる。スティーヴ・ジョブズ氏のように人を惹きつけカメラ映えすることは、本人が一番よく意識してるとおもわれる。
終わりの緊迫感溢れる逃亡劇は見物。スノーデン氏のその後を調べてみると、長いことロシアの空港内に留め置かれたあとで無事難民認定されて、いまはロシア国内で恋人とともに自由に暮らしているそうだ。
監督 ローラ・ポイトラス (アメリカ=ドイツ合作/114min)
by haru-haru-73
| 2017-05-11 09:15
| 多国合作映画
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