2017年 07月 07日
そして、本だけが残った
またひとつ、この街から古本屋さんが消えました。立ち退きによる閉店でした。
それは、わたしのアルバイト先でもあり、閉店と同時に職を失うというダブルのショックを受けて、そうして、本だけが残りました。
毎日、たっぷりある時間のなかで、これからなにをしよう。なにがしたいだろう。
好きなことをしながら衝動を蓄える。
いっぱい溜まるまで。
それが答え。
好きだからこそ楽しめた古書店アルバイトのお仕事でした。
本屋さんではもう働けないかもしれないけれど、本を読み続けてくことはできる。
そう考えることで、いまは前に進まなくっちゃ。
この街に越してきて10年。いったい幾つの古書店と映画館が消えていったことでしょう。
時代だよ、と笑ってられるほど、楽観的ではいられない。
この先、10年後のこの街はどうなっているのでしょうか。
by haru-haru-73
| 2017-07-07 14:49
| 古書店アルバイト日誌
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